アウトドア

ワカサギ釣り×キャンプ×火起こし×プログラミング体験! in愛知

新年あけましておめでとうございます!初詣で引いたおみくじが吉だったので、微妙な顔をしているひろです。

「吉かあ。吉ね。。。」

 

2018年一発目のアウトドアは愛知でキャンプしてきました!
場所はアウトドアベース犬山という場所です。国宝犬山城で有名な犬山ですね。

なんでこの場所なのかというと、名古屋に住んでる生徒がいたからです。僕は仕事としてオンラインで小学生〜高校生に勉強を教えてるんですが、その生徒の一人が名古屋在住なんですね。

で、その生徒の母親であるシホさんと意気投合して、名古屋でキャンプしようということになりました(今回は僕が運営しているStudishというオンライン指導サービスとシホさんがやってる犬哲という活動の共同イベントとして開催しました)。StudishについてはこちらのFacebookページをどうぞ。

せっかくやるんだからということで、Scratchプログラミング、ワカサギ釣り、火起こし体験、のワークショップもやっちゃえ!という流れになったので、二日間に詰め込みました(笑)。

どんな人が参加したのか

僕とシホさん以外にどんな人が参加したかというと、

ヒカル(シホさんの息子)
ショーコくん(大学生、ちなみにショーコは苗字です)
ワタルさん(おじさん)
シホさんの知り合い親子Aとその友人(3人、この3人はキャンプから参加)

の計8人でした。

 

二日間のスケジュールはざっくりとこんな感じ。

1日目
8:00~ 入鹿池でワカサギ釣り
14:00~ キャンプ場チェックイン
14:30~ BBQその1(昼食)
17:00~ Scratch体験ワークショップ
20:00~ BBQその2(夕食)
22:00~ 適当に就寝
2日目
10:00~ キャンプ場チェックアウト
11:00~ 犬山城
13:00~ 未定(その場で決定)

だいたいはこの通りになったんですが、かなり最初の段階で計画が狂いました(笑)。

 

2時間半遅刻

実は前日の鎌倉初詣ツアーにショーコくんと行ってたんですが、その日のうちに名古屋に移動して、二人でシホさん宅に泊めてもらいました。

で、深夜3時くらいまで喋ってたらみんな(僕、ショーコくん、シホさん、ヒカル)で寝坊してワカサギ釣りの時間に2時間半遅刻しました(笑)。

シホさんの家に泊まっていたメンバーだけなら遅刻してもよかったんですが、ワタルさんは現地に直接集合だったので、ワタルさんを待たせてしまいました。

「ごめんよ、ワタルさん!」

わかさぎ5匹GET!

ワカサギ釣りをしたのは愛知県犬山市にある入鹿池という場所です。

 

入鹿池南西にはいくつか貸しボート屋があって、そこの1つ「見晴茶屋」でボートと釣り具を貸りてワカサギ釣りをしました。

ボート漕ぐの超むずい!

後ろ向きに漕ぐので方向がわからず、終始蛇行しながら進んでました(笑)。

 

ポイントを変えながら釣ること約1時間。

「キターーー!!!」

ようやく一匹目GET!

思ったよりもお客さんはたくさんいました。ボートは予約でいっぱいだった様子です。慣れてるお客さんはめっちゃ釣れてましたが、僕らのような一見さん的な観光客はほとんどがボウズっぽかったですね。

たぶんですが、ワカサギ釣りのコツは釣れるポイントで釣ることです。やってみるとわかりますが、素人にはアタリはまったくわかりません。今回は合計で4匹釣ったんですが、竿を引き上げてみたら釣れてただけです(笑)。

ヒカルも最後の最後で一匹釣れてましたね。

ヒカルは魚が好きで以前、長崎県平戸市にある生月島に行ったときもたくさん釣ってました。釣りの才能があるっぽいですね。そのとき書いた記事はこちら→長崎県平戸市にある隠れキリシタンの島、生月島を開拓(?)してきた!

見晴茶屋では釣果が張り出されてたんですが、1日で600匹以上釣ってる人がいました。10時間やり続けたとしても1時間あたり60匹以上、1分1匹以上の計算ですね。まさに入れ食い状態。そんだけ釣ってみたい!

 

犬山でキャンプ!→火起こし!

ワカサギ釣りが終わったあとはいよいよキャンプ!

アウトドアベース犬山は入鹿池から北東に車で20分くらい走ったところにあります。今回は利用しませんでしたが、ティピー以外にも水上デッキや鉄板焼きデッキ、釣り堀、農園オートなど色々と遊ぶものがあります。ペットもOKです。今回も犬を連れて来ている方もいました。

 

到着後はすぐにBBQの準備に取り掛かりました。

「まずは火起こし!」

ということで、火起こしワークショップのスタートです。ライターやマッチ、ガスバーナーで火をつけても面白くないので原始的なマイギリ式で火起こしにチャレンジしました!

「おしい!」

マイギリ式のコツは、明らかに「煙出た!」ってくらいに煙が出るまで回して、その後、赤い火種ができるまで頑張ることです。キッズ達もチャレンジしましたが、小2と小4にはきつかったようです。大人でも腕がけっこうきついです(笑)。

以前にあの村でやったときはうまくいったんですが、今回は麻紐がなかったためにうまく火が着きませんでした。寝坊して全体的に時間が押していたので、30分程度で諦めましたが、もう少し粘れば着いていたかもしれないですね。

ということでプランBを発動!

 

こんなこともあろうかと、ファイアスターターを用意しておきました。

 

これも以前、あの村試しています。ファイアスターターもマイギリ式などと同じく、直接、枯葉や炭に火をつけるまでの火力はないので、まずはティッシュに着火し、そこから枯葉、小枝、薪、炭と火を移していきます。

 

BBQ&鍋

火起こしに成功した時点ですでに夕方の4時になっていました。お昼ご飯を食べてないのでメチャクチャお腹減っていたので速攻BBQを開始!

やはりBBQのメインはお肉!
ということで野菜はほぼ用意してませんでした!

食材はけっこう用意したつもりだったんですが、意外と足りず。ちょうどいい量用意するの難しいですよね。

 

マイギリ式の火起こし器は僕が持っているこれ↓を使う予定でしたが、ショーコくんが真ん中の棒部分を駅に置き忘れる事案が発生し、使えず。

 

ファイアスターターはAmazonで検索するとたくさん種類が出て来ますが、これ↓が使いやすかったです。火花もたくさん出るので火がつきやすかったです。

 

 

極寒で死にかける(笑)

夜はティピーで寝たんですが、これが超寒かった!
どのくらい寒いかというと、寒すぎて朝までほぼ寝れなかったくらい(笑)。

ティピーはその構造上、排煙のために上部を開けておく必要があります。また、うまく気流を作り出すために下部も開いてあるんですが、これが寒さの原因です。そもそも外気温が低いというのもありますが(笑)。

一応、その辺のことを考えられた構造をしていましたが、入り口部分はもう少し改良の余地がありそうですね。入り口は、閉じた時に完全に塞がる構造でも良さそうです。また、薪ストーブ+煙突のような構造にすることでもっと暖かくなりそうです。

 

ともあれ、無事に朝を迎えることができました。外に停めてあった車を見てみると凍ってました。お鍋に入れてあった水も同じく凍ってました。おそらく氷点下になっていたと思いますが、通りで寒いわけです。

「寒すぎぃぃぃぃぃ!」

僕の寝袋が冬用ではなかったのが良くなかったですね。今度冬にキャンプするときは冬用を用意します(当たり前)。

 

あと、このキャンプ場には猫が数匹住み着いてるようです。寒さをしのぐためにティピーの床下に現れました!かわいい!人に慣れてるらしく触っても逃げませんでした。それよりも寒さをしのぐ方を優先してるのかもしれないですね(笑)。

 

新名古屋名物!?味噌海老ボルガ

2日目はまず、犬山在住の参加者の方の案内でキャンプ場近くの温泉施設”さら・さくらの湯”に行きました。

キャンプ場ではお風呂はおろかシャワーすら浴びなかったのでメチャクチャ気持ちよかったです。寒さで想像以上に疲弊していたのでまじで生き返りました!

ここは市の公民館的な建物に併設されてる施設っぽいです。午前10時すぎに行ったんですが、男湯にはおじいちゃんがたくさんいました。観光客的な人は僕たちしかいなかったですね。

極寒キャンプしたバイアスがかかってメチャクチャ気持ちよかったですが、たぶん普通の状態で行くと、「うん、ふつう」となる感じの温泉です(笑)。

スーパー銭湯とかでよくあるように食事ができると良かったんですが、ここは飲食店はなかったのが残念ですね。

 

前日に食材は食べつくしていたので、キャンプ場では朝食は食べてません。ということで次は食事です。

これまた犬山在住の参加者の方の案内で、地元民しか行かないであろう定食屋”100人ごはん“に行きました。ここもおそらく地元民と思われる人で混み合ってました。

一日中モーニングを注文できる(さすが愛知)らしいんですが、僕はその日から提供スタートした”味噌海老ボルガ”を食べました。

オムライス+味噌カツ+エビフライという愛知っぽい?メニューだったんですが、総合的には微妙でしたね(僕はまずいものはまずいと容赦無く書きますw)。海老と味噌カツは及第点ですが、オムライスがいまいち。まず、卵の部分が甘すぎて最後まで食べきれませんでした。ケチャップライスも味が薄くて中途な感じでした。ヒカルが食べてた”牛サーロインユッケ風丼”の方が美味しそうでした。

というか、ボルガって何ですかね?どこか外国の料理名?

 

国宝犬山城

腹ごしらえが終わったら国宝犬山城に行きました!

犬山城は木曽川沿いにあります。室町時代1537年に建立された城で、天守は現存する最古の建築様式、”望楼型・三層四階地下二階・複合式天守”と呼ばれるものらしいです。

近くには小牧長久手の戦いで有名な小牧城や金の鯱で有名な名古屋城などがあります。関ヶ原の戦いで西軍の拠点の1つにもなった場所ですね。

天守からの眺めが最高でした!これはなかなかインスタ映えするスポットですが、僕としてはこういう構造に目がいってしまいますね。石垣は算木積みになってますね!

犬山城は拝観料が550円なんですが、+50円で城下町周遊もできるのでそっちの方がおすすめです。

 

手裏剣道場で手裏剣の修行!

犬山城を見終わった後、元城下町を散策しているとこんな看板が目に入りました。

「これはやるしか!」

ということでやってみることに。

通りから一見するとスルーしてしまいそうですが、ここメチャクチャ楽しかったです。本物っぽい金属製の手裏剣を投げることができるので、ちょっと忍者気分が味わえます。

子供用にゴム製の手裏剣もあるので親子で安心して遊ぶことができます。しかも10個投げて200円です。高いのか安いのかよくわかりませんが、僕的には満足度は高かったです。

手裏剣の他にも吹き矢もできます。

 

あと、手裏剣の投げ方を教えてくれたおじいちゃんは手裏剣以外にも色々教えてくれました。写真撮り忘れたのが悔やまれますが、謎の手品や5発打てる割り箸鉄砲や50連発できる割り箸鉄砲を見せてくれました。

このおじいちゃんなんですが、割り箸鉄砲協会の人らしいですね。そういう昔の遊びをたくさん知ってそうです。

手裏剣道場は愛知だか犬山でここだけと言っていたんですが、もっとあっても良さそうですよね。駄菓子屋と併設したらキッズがたくさん来そう。

この手裏剣道場の場所はこのあたりです↓

 

Scratchプログラミングin犬山

手裏剣の修行が終わった後はScratchワークショップをやりました。Scracthワークショップはこれまでも何回かやったことがありますが、やはり楽しい!

Scratchというのはブラウザだけで動くビジュアルプログラミングアプリです。アプリをダウンロードしなくていいので便利なんですよね。そしてコードを書かずにプログラミングができるので、初心者向きです。

小学生や中学生へのプログラミング教育はこれ使うのが良いと思います。実際、僕の生徒の中には学校でほんのちょこっとだけど触ったことがある中学生もいます。

ユフ(小2)、タケ(小2)、ヒカル(小4)、ワタルさん(おじさん)が参加しました。

ユフもタケもどこかのワークショップですでにScratchをやったことがあるようでしたが、プログラミングやScratchの基本をちゃんと教えてもらったわけではなく、真似しながらとりあえず動くものを作ったという感じでした。小2なのでそこまではやらないようにしたんだと思いますね。

ヒカルは本当にちょっと触ったことがあるという感じでしたが、ユフとタケとほぼ同様の内容でやることができました。

今回は各スクリプトがどういう動きをするのかを体験してもらいました。途中から僕のおすすめプロジェクトで遊んでましたが、楽しんでもらえたのでよかったです(むしろこっちのほうが大事)。

ワタルおじさんはテニスゲームを作る!と言って意気込んでいましたが、プログラミングはおろかScratchも初めてだったので少し苦戦していました。でも、キッズ達と同様のところまではできましたね。

ちなみに僕はScratchを初心者に教えるときは矢印キーでスプライトを操作するプログラムを組むところからスタートします。比較的簡単に理解でき、if文やwhile文などの感覚がわかるのでオススメです。

 

おわりに

今回、愛知県初上陸したんですが、道が広くていいですね。さすがTOYOTAのお膝元。

やはり現地の人がいると観光がスムーズに行きますね。土地土地に知り合いを作っておくと良いかもしれません。

Scratchはやはりプログラミング教育の入り口として適していると感じました。ただし、ちゃんと教えられる人が必要ですね。「適当にこれ作らせときゃいいだろ」みたいな感覚でやってるところも多そうです。この辺は指導経験が活きてくるので、そういうところには余裕で勝てますね。

冬キャンプについては寒さ対策をもっとちゃんとすべきでした。それ以外の装備も充実させたいところです。ドローンも持っていったけど時間がなくて使わなかったので、スケジュール管理をしっかりせねば。

めでたしめでたし。

 

おまけ