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あの村を開拓してきた

先日、DASH村のような生活を楽しめる「あの村」という場所に行ってきました。結論から言うと僕的には最高の場所でした。

あの村というのは堀元さん(@kenhori2 ‏)が村長を務める村作り放題サービスです。村作り放題サービスってちょっと何言ってるかわからない人もいると思いますが大丈夫です。最初は僕もよくわからなかったので。

ということで、今回はあの村のレポートを書きました。これから行こうとしている人、DASH村やDASH島みたいなことがしてみたい人はぜひ読んでみてください。

 

東京から約4時間

あの村は東京から行くとだいたい4時間くらいかかります。当日は千葉県保田(ホタ)駅に集合だったんですが、東京〜保田間が約2時間です。今回参加した人は僕を含めて男性6人、女性2人、計8人でした。

保田駅からは村長が運転する4万円のエスティマ(赤)に乗って村の近くまで移動しました。すごいですよね、4万で車買えちゃうんですね。高校生が半月バイトすれば買えちゃうw

保田駅から村付近までは約1時間です。途中で千葉ローカルのスーパー「ODOYA(おおどや?)」に寄り昼食や飲み物などを買いました。

 

少し進むと車窓からの景色が徐々に変わり始めます。

 

 

 

「あれ、樹海かな?」

とちょっと思ったんですが、これくらいはまだ序の口でした。ここからは車から降りて、村まで徒歩で移動します。

 

こうして歩くこと約20分。ようやく村に到着しました。

 

 

 

「・・・・・・・・・・」

 

「なんにもない!」

 

この画像だけ見ると、本当に何もないように感じますが実際はテントとかトイレらしきものがありました。

 

 

奥にいるのは僕です。手前にいるのはナナシロさん(@nanashiro1988)という方であの村の副村長です。

 

ツリーハウス作り

あの村では「小屋作り」や「ピザ窯作り」など色んなDIYイベントを開催しています。僕はFacebookであの村のことを知り、ツリーハウス作りにやってきました。

ツリーハウスは二階建てで一階部分はこんな感じで仕上がりました。

木を回避して作るのが難しかったですね。謎の笑顔で寝てるのはスパイスの魔術師、ジマさんです。これを読んでる人の多くは意味がわからないと思いますが、世の中そんなものだらけなので飲み込んでください。

 

2階部分はこんな感じ。

青い服を来てるのがあの村の建築担当、ゴリくんです。ゴリくんがいなければツリーハウスは作れなかったでしょう。あと、全然関係ないでんですが、ゴリくんはひたすら落雁を食べていました。

 

ツリーハウスの全体像は記事のアイキャッチ画像にも使われているこれです。

緑の服を着てるのが村長の堀元さんです。堀元さんはひたすら写真を撮り続けてくれていました。この記事中の画像もほぼ堀元さんが撮ってくれたものです。

堀元さんとナナシロさんはDIYにはほとんど参加していなかったんですが、おそらく参加者が村を作って行くことが重要で、自分たちが作ってしまっては意味がないと考えてのことだと思います。もしくはただサボっていただけかもしれません。なにせ、堀元さんはあらゆるものをそこらへんに打ち捨てる人だったので。

 

インフラを整備した

僕はツリーハウス以外にも階段を作ったり、簡易シャワーエリアに置くスノコ、物干し台なんかを作ってきました。

一見すると簡単に作れそうですが、竹が邪魔して作業は困難を極めました。スコップとナタを駆使して、3〜4時間。ようやくこれだけの階段が完成しました。

 

これは物干し台を作るための竹を焼いてるところです。竹はそのままだと水分とか油分を大量に含んでいて、時間が経つと腐ってしまうらしく、火で炙るといい感じで水分、油分が抜けて長持ちするらしいです。写ってるのはヌマくんです。

これは僕がクソみたいな雑巾で焼いた後の竹を拭いている様子です。焼くと油が出るのでそれを拭き取らないとあとでベトベトになるんですね。クソ暑かったし手を火傷しました。

 

その他、村での風景

他にも写真があったので村での様子をご確認ください。

 

村ではツリーハウスを作る以外は自由になんでも作っていいんですが、こんな感じで竹を器にしてそうめんを食べたりしました。村で食べるそうめんめっちゃうまかったです。

 

これは通称「フォトジェニックじゃない川」です。ツリーハウスのすぐ横に流れている川(用水路)なんですが、これが村のライフラインです。ここで水を汲み数十メートル離れたベースキャンプまで運び、歯を磨く時に使ったり、手を洗う時に使ったりしていました。

どうですか?村は終始こんな感じです。かなりわくわくしてきたでしょう?

 

何トンボかわかりませんが、トンボが必死に川の浅いところにケツを刺し続けていました。たぶん産卵ですね。痛そう。

 

 

女性も丸ノコなどの工具を使ってDIYしてました。これはツリーハウスに置くベンチを作っているところです。

なぜか脱走してきたベトナム兵も紛れ込んでいました。もとい、彼はタベ君というちゃんとした名前があります。彼とホーリーさんという方が作ってくれたテーブルが大活躍しました。

色んなもの置けるし、置けると両手が空くし、人生で初めてテーブルってすごい!って思いましたね。

 

これがホーリーさんです。一見、アウトドア好きそうな感じはしないんですが、ご覧の通りめちゃくちゃ働いてました。

 

そして、村にはなぜかヤギがいます。まだ1才にもなってない子供のヤギなんですが、人なつっこくて人が近づくとずっと「めぇめぇ」言っていました。

下の二人は夫婦ではありません。村にいると自然と夫婦のように仲良くなれるんですね。世の中の仲良くない夫婦も村に行けばきっと仲良くなるはず!

 

夜はこんな感じで真っ暗です。当たり前のように電気は通ってないので、懐中電灯と火の明かり、そして月明かりだけが頼りです。

みんな、「火ってすげえ!」「電気すげえ!」と文明のありがたみを噛み締めていました。

衛生面が気になるところですが、とくに誰もお腹を壊すようなことはなかったのでたぶん大丈夫です。

 

ということで、インパクトや丸ノコの使い方も身につけたし、僕的にはあの村は最高という結論に達しました。また行きます!